現場レポート

いわき小名浜統合作業所

工事件名 小名浜駅貨物ターミナル移転工事
小名浜港背後地震災復興土地区画整理事業(その1)(その2)
公共下水道 隼人合流準幹線築造工事
発注者 福島臨海鉄道㈱及びいわき市
工期 平成25年11月28日〜平成27年8月31日

はじめに

当作業所は福島県いわき市小名浜地区にあります。海に面したこの地区には、県内最大の港である小名浜港があり、漁業の拠点となっているほか、港の周辺には、アクアマリンふくしまや、いわき・ら・ら・ミュウなどの施設もあり、観光地としても賑わいを見せています。3年前の東日本大震災で、港周辺も多大な被害を受けましたが、復旧・復興を進め、現在では港湾施設の復旧はすべて終わっています。いわき市では更なる復興の一環として、港周辺の再開発事業に取り掛かっているところです。

軌道・分岐器敷設状況

軌道・分岐器敷設状況

本工事・作業所の概要

いわき市の計画は、港の背後地にある福島臨海鉄道㈱の貨物ターミナルを解体し、現在より少し西側の位置に新貨物ターミナルを移転・新設します。跡地には、防災機能を併せ持つショッピングモール等が建設される予定になっており、それに伴い鹿島街道と呼ばれる道路を港まで延伸し、アクセスを良くすることで地区を活性化させるというものです。その中で、当作業所で担当する工事は、貨物ターミナルの新設(ホームや事務所、軌道など)、旧ターミナル解体・跡地の整地、道路延伸に伴う公共下水道の築造になります。施工範囲は全体で約3㎞にもなり、新しいホームの周りには5本の線路が新設されます。建物は全部で11棟施工、舗装工事・建物解体・整地・下水道工事と多種多様な内容となっています。

そのため、土木、建築、線路、この3部門が一体となった現場というのが当作業所の特色で、仙建工業の強みを生かした職場になっています。現在所員は計7名、部門を越えて一丸となり日々奮闘しています。

点呼状況

点呼状況

棟7基礎全景

棟7基礎全景

小名浜港背後地 復興イメージ図

小名浜港背後地 復興イメージ図

工事の状況

現在までに旧ターミナル解体と整地は完了し、今はターミナル新設工事のコンテナホームの舗装、軌道の新設などを行なっています。コンテナホームは舗装面積が全部で7、700㎡あり、現在では半分ほど終わっています。残りについては土砂の撤去が終わり次第舗装をする予定です。軌道工事は新ターミナル構内で本線・1、2、3番線・専用線・機回り線の軌きょう組立が、それぞれ半分完了しています。また、分岐器新設は10組の内3組完了しています。6月からは建築工事も始まり、現在は3棟(事務所・運転手取扱室と工場・機関車検修庫と工場・部品洗浄庫)の基礎工事をしている最中になります。

コンテナホーム

コンテナホーム

取材状況(左から佐藤副所長、池田副所長、鴻巣所長)

取材状況
(左から佐藤副所長、池田副所長、鴻巣所長)

今年の12月には新ターミナルに機能を移すため、7月〜10月の間は全部門の作業がピークを迎えます。建築では全11棟中9棟の施工を11月まで完了させなければなりません。そのため、定期的にそれぞれの部門が集まって工程の打ち合わせを行うことで各作業が円滑に行なわれるようにしています。

おわりに

この現場では、土木が造成したあとに、軌道を敷設する、建物が建つという流れがありますので、次に施工する人がつくりやすいように常に考える必要があります。そのためには、それぞれ他部門の仕事内容をよく知っておくことが大切であり、それなしではこの現場の仕事は成り立ちません。それぞれの部門の力を結集しチーム仙建で、発注者・仙建工業双方で誇りに思えるものを創っていきたいと考えています。

左から土木:坂内副所長、線路:佐藤副所長、土木:鴻巣所長、建築:池田副所長、土木:伊藤副所長、建築:秋保工事係、線路:首藤工事係

左から〈土木:坂内副所長〉〈線路:佐藤副所長〉〈土木:鴻巣所長〉〈建築:池田副所長〉〈土木:伊藤副所長〉〈建築:秋保工事係〉〈線路:首藤工事係〉

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